眼視観測、写真撮影でよく使われる光学計算式



おもに眼視観測を対象に使われる式  

倍率 = 望遠鏡対物レンズ(あるいは主鏡)の焦点距離/接眼レンズの焦点距離 
実視界 = 接眼レンズの見かけ視界/倍率 
集光力 =( 望遠鏡の有効口径/瞳孔の直径 )  
分解能(ドーズの限界) = 115”.8/望遠鏡の有効口径(単位:mm) 
射出瞳の直径 = 望遠鏡の有効口径/倍率 
光明度 = ( 射出瞳の直径 )

おもに直接焦点写真撮影を対象に使われる式  

対角線画角 = 2×tan-1(撮影画面の対角線長/焦点距離X2) 
撮影画面中心での大きさ = 2×焦点距離×tan(対象天体の視半径) 
F数 = 焦点距離/対物レンズの有効口径 
口径比 = 1/F数 = 対物レンズの有効口径/焦点距離 
像画深度 = 2×F数×許容できる像のボケ直径

おもに拡大写真撮影を対象に使われる式  

拡大率 = ( 接眼レンズからフィルム面までの距離/接眼レンズの焦点距離 )−1 
合成焦点距離 = 主鏡の焦点距離/拡大率 
合成F数 = 合成焦点距離/対物レンズの有効口径 
フィルム上での大きさ = 2×合成焦点距離×tan(対象天体の視半径)



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